ryzen9 3900xのレビューを一通り見てみた
- 2019.07.14
- 家電
Ryzen9 3900X凄い。
レビュー1
①Ryzen 9 3900Xは、性能面と価格で考えればCPUだけで10万円以上という高額になりがちなハイエンドデスクトップ帯に革命ともいえるパフォーマンスと価格を実現して、コア数が多いと通常では下がるシングルスレッド性能も下がることなく上位クラスの性能を見せつけ、ライバルを寄せ付けない圧倒的な性能を見せている。これが盤石になればRyzen登場時と同じ状況が再現されてしまうと思います。
② L3キャッシュメモリの搭載量が倍増し、ゲーミング性能を最大で21%向上。AVX処理が128bitから256bitに拡張されるなど、浮動小数点演算性能を最大2倍に強化、つまりこれらの恩恵によって「Zen2」アーキテクチャで強化された浮動小数点演算(Floating Point Math)やSSE、シングルスレッドのスコアで軒並み良い結果を出しており、従来のRyzenシリーズで弱点とされてきた部分で確実な性能向上がみられる。つまり重量級ゲームも快適になるということ。
③動画のエンコードだけでなくゲーミング性能も上げてきたことからゲームもクリエイティブも両立させたい高いパフォーマンスを求めるユーザーに最適。
④第二世代Ryzenで強かった部分に更なる磨きをかけ、弱点とされていた部分は見事に穴埋めして弱点が解消されたことで、どこをとってもパフォーマンスの高いCPUに仕上がっている。第3世代AMD Ryzenプロセッサーが多くのユーザーとって魅力あふれる優秀なCPUである事に疑う余地が見当たらない、いろいろなベンチマークを見る限りでは初回購入を見送ってしまって少々後悔している私です。
⑤もう一つの人気要因といえるのが、対応チップセットは最新のAMD X570だけでなく、AMD 400/300シリーズでも使用可能(※BIOSの対応が必要です)。これが大きい。PCIExpress4.0がどうでもいい人は、これほど助かることはない
余計な出費がかからない。
レビュー2
MAYA、After Effects、Premiereを使用する人たちには特におすすめします。
CINEBENCH R15で驚きの3000オーバー。
同金額の9900Kが2000程度であることを考えると1.5倍、桁違いのスコアです。
シングルスレッド性能も上がっているので、ゲームでさえも素晴らしいフレームレートが期待できます。
10万円以内で買えるCPUでワークステーションを組む場合は、この3900Xを選択することになるでしょう。
PHOTOSHOP、After Effects、Premiereといったアドビ系ソフトウェアを使用する場合には9900Kを選択していたでしょうが、これからは3900Xになります。
MAYA、SMAXといった3Dソフトも3900X一択です。
レンダリングスピードはCINEBENCH R15のALL SCOREに比例するので、1.5倍速い3900Xを選択すると良いでしょう。
発熱はスレッドリッパーに比べて圧倒的に低いことも有利になります。
VRMを冷却しないとよく落ちるスレッドリッパーよりも簡便に扱える3900Xは、今まで作業時間の問題で出来なかった解像度のレンダリングを実現できるようになるでしょう。
管理人コメント
Adobe製品がRYZENのスリッパシリーズではうまく動作しないというのは有名な事実でした。
RYZEN 3900X ではなんとINTEL COREi9よりも早く動作することがすでに確かめられています。
動画レンダリングなんかも、intelCPUよりだいぶ早いみたいですね。
今回のアップデートではRYZENの欠点がなくなったと考えられます。
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