キャリアパスについて

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現在私は大手の子会社で出向として働いている。

少し思うことがあったので、自分の会社のキャリアについて書いてみようと思う。

うちの雇用区分には派遣、短期契約、出向、正社員、という区分がある。

派遣は外部の会社から派遣されてくる人たちで年齢は割と幅広い。部署によっても異なるが、給与カーブなどは派遣元の会社によってかなり異なる。こういった人たちは昇級とはほぼ無縁の一生を送るのだろうが、50、60くらいの派遣を見たことはない。ガッツのある人は、途中で自分の派遣会社を立ち上げて会社に話を持ってくる人も中にはいるようだが、レアケースだったりする。そういった人は基本的に高校進学時の偏差が高めだったりする。

短期契約は女性が多い。有期ともよばれるが、2年や3年ごとに会社との契約を更新して、食いつないでいく。中には基幹職と呼ばれる移動のないポジションに行くことができるので、要は会社との相性を働きながら見ているといっても過言ではない。基幹職から総合職に行った人はまだ見たことがない。ようは、たとえどんくさくても、周りに受け入れられたリするとか、引っかかる何かがあれば、基幹職になれる可能性があるのだ。とはいえ、あくまで有期での契約であるため、契約が切れた場合は職場を離れることになり、また別の会社との契約を結びなおすということになる。年収は240万前後であり、何らかの策を持たなければ、貯蓄もたまらずかなり苦しい生活を送るのだろう。

出向や正社員総合職については、完全にオフィスワークであり、両者の見分けはパッと見た感じではつかず、完全に融合した働き方をしていっている。私は、過去に某団体経由でインターンをしており、親会社経由で出向で子会社にいっているが、行っている業務は現在の子会社と似たような感じなのだと思う。テクニカル的にはクロス集計を延々と行うとか、そういった総括機能をシステム製造で支援する、という内容だったと思う。

別口として、商社が雇口になる店舗スタッフというものも存在するが、店舗スタッフは割と息が長いように感じる。私の大学の同期は20代ですでに副店長になっており副店長が頂点である。店長は商社の人間が座るといったような構成だ。スタッフとして配属されたときは、動作は不安定であり、論理構成はできていなかったように感じる。

うちの会社は基本的にどんな業務機能を持てるかというところが着眼点になり、何を仕事で繰り返し、受け持たせてもらえるかという部分が着目される点であるが、結局のところはそれが遅い早いだけのようで、自身で機能改修をしようとする20代が鍵のはずだが、この点についてはうちの会社はかなりの論点があるだろう。

要は、区分においては、人間的な体育会もあるが、上位に行けば頭でしか人を見ていないというのが、特徴だと思う。

東京に来て、就職活動においては上位層である、住友商事やボスコンや日銀や博報堂や電通や日テレやうんやかんやと飲んだり打ち上げの企画を立てたりしたが、そのレベルでは機能を見ることはできないし、機能自体は会社固有のものに分かれていくので、判別することは基本の部分以外ではできないだろう。某外資たちとの飲みではCAを呼んだりして傍目には派手そうに飲んだこともあったが、こういったこと流れがあるのも20代までであり、30代に入ると各々が家庭を持ちそこに落ち着いていくのである。

親会社採用においても、8年目を過ぎたあたりから格差が開いており、こういった目に見えない差は情報をとっていないとわかることはできない。

要は、自分の置かれた状況というのは固有のものになりがちであり、上がっていきたいのであればそれは一人で突破していかなくてはならない。ということが段々と見えてくるだろう。

相談できるのは、基本的に上司なので、上司に相談していこうと思う。彼女や友人に相談して回答が出ればいいが、一番見えているのはそこなのだから。

ボスマネ、そう、それはサラリーマンの基本。