ヘッドホン・オーディオでは何を順にして予算配分をするべきか

NO IMAGE

これまでやってきたことのまとめになりますが、音を鳴らすためにはすべての個所に手を入れる必要があります。

  • [6]部屋の電源
  • [7]オーディオの電源タップ
  • [5]電源ケーブル
  • [1]DAC
  • [2]アンプ
  • [10]ヘッドホンケーブル
  • [3]ヘッドホン
  • [4]ノイズ対策アクセサリー
  • [8]USBケーブル
  • [9]RCAケーブル
  • 外部クロック

ざっと上げるだけでもこれだけの差があります。微振動対策とかいうレベルになると理論上あるのはわかるが、効果の少ない領域に入る気がするので、あくまで電気的特性が変化する部分に絞っての内容です。

一番変わるのはDACやアンプやヘッドホンでこれは基本だと思いますが、次に電源周りに、その次に接続ケーブルが来ます。

以外にも変化が大きかったのはUSBに接続するノイズ対策アクセサリで、これがかなり大きな効果を発揮している、と思いました。

フロアノイズが変化するとの触れ込みでしたが、つける前と後ではかなりの差が見られており、音色や高低ではなくて、静寂感や音の強弱や心地よさにかかわる部分での変動があるため、上位に来ています。

音を聞く上ではノイズ周りはかなりの要因になるので、目につかないけれども実は必須事項のうちの一つなんですよね。

電源周りを変えるとDACから出る音にかなり大きな変化があるのは実験から証明されており、特にHDDAC1は電源まわりに左右されやすいということでレポートが上がっていると思います。

アンプには変えてもあまり違いは判りませんでした。

HD800の場合、ヘッドホンケーブルは純正のケーブルでも2万くらいで売られており、SAECのケーブルに変えても音色自体はほとんど変化しないので、あまり優先度は高くないと思いました。

こういった変動要因への入力をすべてオーディオ用に対策するといい音作りができるので、オーディオは面白いですね。